種を蒔くデザイン展に参加します

尊敬するtanetoの奥津さんにお誘いいただき、
「種を蒔くデザイン展」に参加させていただきます。
@tanemaki_design

 

新月から満月までという期間、自然のサイクルに合わせるのも新鮮で良いですね。
七十二候も、草木萌動。
優しく照らす陽光のもと、ほんのりと薄緑に色づく草木が見られる頃。寒い冬を耐え忍んだ新しい命が、春の訪れを感じ一斉に芽吹き始める。ということでなんかぴったりです。

「未来の八百屋展」という枠で参加しますが、期間中店頭は、端境期ですし通常です。春夏の種を販売するくらいです。
ですけど通常の労働の水面下で進めていることを少し、3回くらいの予定で、このデザイン展にインスタとHP上で発信します。ぜひ見てやってください。

3月3日はひな祭り。
ちらし寿司なのでお祝いするご家庭も多いのではと思います。菜の花や酢蓮根、酢ごぼうなど入ったちらし寿司は華やかなご馳走ですね。
この日ばかりはささやかな春の始まりの行事。慶びあいたいです。

季節の気分とは逆に、ウクライナ侵攻で本当に重い気待ちが心を覆っています。
デザイン展のポスターの黄色い花に戦地を見てしまいます。
ずっとどう理解するか、何ができるか考え続けていますが、一日も早く沈静化してほしい。
まず侵攻される人々の気持ちに立つことが今一番求められ、状況を少しでもよくしようと動いてくれてる誰かにできる力をわたす。

それからどうしたら良いんだろう。

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◯種を蒔くデザイン展2022
種と農、環境問題、そして風土をテーマに
多様な在来種が根付く雲仙発のデザイン展。
3月3日(新月)より開催します!

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種を蒔くデザイン展 2022
https://organic-base.com/topic/tanemaki_design/
3月3日(新月)〜18日(満月)
雲仙市と各地、オンラインにて
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CAST
|岩崎政利 田口ランディ 皆川明
|柳原照弘、原田祐馬、原川慎一郎
|コムアイ 野村友里 田中遼平
|中納良恵、高木正勝、今井義浩(monk)
|haruka nakamura
|奥津典子 kitta
|景色デザイン室 R CINQ FAMILLE
|船山義規 江口研一(food+things)
|船越雅代 北嶋竜樹
|繁延あづさ 安彦幸枝 八木夕菜
|在本彌生 栗田萌瑛
|野口悦士 郡司製陶所 松本かおる
|青果ミコト屋 eatrip soil タネカら商店
|五ふしの草 オガクロ 金子商店
|STARDUST GGS タネト
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このデザイン展は、
長崎県雲仙市を起点に全国を繋ぐ
5つの取組で構成されています。

テーマは3つ
1、環境問題とデザイン
2、風土に根差すデザイン
3、種を起点とした文化の創造

5つの取組
|種を蒔く仕事
|種を蒔く料理
|未来の八百屋展
|種音
|ワークショップ

現代社会では、規格外として流通から
外される在来種の野菜たち。
しかし、それらは一代限りで終わることのなく
100年1000年続く生命力を宿した種です。
蒔かれ、芽吹き、花を咲かせ、種を宿す
そしてまた蒔かれるという循環の中で
在来種は厳しい自然環境の変化を生き抜いてきました。

この展はそんな在来種のように土に根差し
過去から未来へと続く確かさを宿した
デザイン展を目指しています。

また同時に、この展は撤収がないことを
コンセプトにしています。
一度限りで消費されるのではなく
一つ一つの取組を次代へ育てていきたい。
できる限りWEB上にアーカイブし
どんな時代のどの国の若者も、
いつでもアクセスできる可能性を残したい。
種が時を超え世界中を旅し、その土地に根付くように。
この展も種のようにありたいと、心から願っています。
全国の皆さまが、また未来の若者たちが
この試みから何かを受け取ってくれますように。
3月、新月から満月。
どうぞよろしくお願いいたします。

企画|タネト奥津爾
音楽|haruka nakamura
運営|organic base 雲仙市
graphic design|景色デザイン室
web design|中村泰之
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https://organic-base.com/topic/tanemaki_design/