CSAファームシェアのこと2

<CSAファームシェアのこと2>
現在とまとキャンペーン中のCSAのこと
について です。
今回は「CSAの基本」について考え方です。
 
Community(コミュニティ)
Supported(サポーティッド)
Agricuture(アグリカルチャー)とも言われ、
馴染みがないので、ファームシェアとも呼ばれています。
 
私たちが暮らす地域の小さな有機農家さん。
心の距離が近く、農薬をぜんぜん使わないなど
地球想い農家さんたちを守るために、
心ある人が先払いで、
季節毎の野菜を購入する。食べ支える仕組みです。

持続的な生産ができるよう、地域に暮らす人、繋がりを持つ人たちで、その生産リスクやコストを分け合ったり、食べ支え合ったり協力することです。

例えば、天候不良や異常気象で生産量が少なくなったり、逆にたくさん収穫でき過ぎたり。例えば、収穫したものがB品であったり、とびきり美味しかったり。

そういうことをみんなで共有して、「豊かな世界」にしていけないか。

繋がりのある有機農業を「未来に育ててバトンを渡せないか」というものです。
作り手が、朝早くや前日の夕方などに収穫し、
協働の場へ渡す。
伝え手が仕分けや、一手間、二手間、時には三手間かけて台所へ渡す。
食べ手が、夜にお便りを読み、畑の風景をイメージしながら、
野菜と対話しながら料理する。
現代には不便でそぐわないかもしれませんが、
なかなかいい景色、いい循環ですよね。
<豆知識1>
※ 人口に応じたCSA、産消提携について少し ※
(産消提携→生産者と消費者が協力し、有機野菜を食べることを大切にするかたち。)
◯里山でのCSA
2~3件から複数の農家が、50件程度、多いときは100件以上の台所へ
発送、配達、あるいは畑にピックアップしに来てもらう。
規模が中堅になると大型宅配会社の傘下に経営の軸を置いて併用する場合があります。
 
◯地方でのCSA
生産者組合と流通が100~200件の消費者へ発送、配達、ファームスタンドや
ファーマーズマーケットでピックアップ。日々のゆりかごとして、
寂しい街場の風景を未来に残さないよう、
自然食糧品店や八百屋などの場所を作り、
ファーマーズマーケットが舵取りを行うケースが多いです。
 
◯都市でのCSA
複数の生産者組合と複数の流通が手を組み、
200件以上の消費者へ発送、配達、ファームスタンドや
ファーマーズマーケット、その他のピックアップポイントにてピックアップ。
心が通う半以上でしっかり拡大を抑制する。
(→抑制は、しないと食の地域自治が目的のCSAの道から外れ、
組織の維持運営など営利目的へと走ってしまうため必須です。)
 
 
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