冬編風景2

 

 

 

 

 

 

 

 

農業の話をしよう
@soil.market
冬編の風景
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都会でも本当の農業の話しをと始まったシリーズ。
おかげさまで3回目終了しました。
ご参加ご協力有難うございました!

夏編に、 関西の自然栽培界の至宝から、
気候危機や食糧システムの問題や課題の前に、
原点として、身近な自然環境に本気で心を寄せ生きる。 という話を聞き、

秋編には、 間違いなく次世代の感性を持っている若手農家から、
つながりの尊さや目先ではない、 悠久の感覚を農業から得れる。
ということについて物語をシェアして頂きました。

今回の冬編も土と共に生きる人生。
自然観や死生観の共有と共振、共鳴から始まり、
そこから、小さな善と小さな光の積み重ね。
この後に続く、 それぞれの人生が深まっていくような時間になったのではと。

「農」の楽しさ貴重さと 「農業」の厳しさ温かさがどちらもあって、
前回、前々回と話してきたカタチも さらに立体的に深まった内容だったと思います。
___
⭐︎
slowfarm 佐伯さん
@slow_farm

“生きる歓び”

実直さ、誠実さがにじむ物語。
獣害(というか獣からすると人の業が 発端なのかもしれませんが) や
厳しい自然環境について、 感じていることをてらわずに、 ありのまま語ってくれました。
「農」の楽しさを原点とした先にある、
農業の「業」、厳しさ。辛さ。
そこを乗り越え「生きる歓び」へと 心の持ち方を転じさせていく物語には、
とても共感いたしました。 正しいものには苦難が多い。といいますが、
本当に数々の努力を経て、 この機会に臨んでいただいているのも 有り難かったです。

⭐︎
実生 勇歩さん、菜奈子さん
@m_i_s_h_o___

“安心感”

お二人の意欲、正直さ、誠実さが受け取る人を、 終始にこやかで温かい気持ちに。
楽しさを深め、伝え広げる。 何事においても人の営みの基本ですよね。
はるか昔から人のそばに本当はある自然摂理。
生きるために私たちが肉体を使って、食べるものや生活を作ることによって生まれる 「安心感」の話へ繋いで頂きとても共感しました。
時代とともに、人と自然の狭間で失われたり、 消えていくもの。
それを少しでも足元から拾い直す意味、 少しずつ語って頂きました。
眼差しも本当に素敵でしたね。 実生の意味も良かったです!


最後は、「農業から得たもの」という問いに、
御三方、同じ言葉が頭に浮かぶという小さな奇跡も。
今この時代に挑戦し、 土に根ざそうとする人の気持ち。
ありありと感情移入できましたし、 駆け抜けてきた表情に 清々しさも感じずにはいられませんでした。

個人的には、 今は誰も気づいてない我々の隠された可能性。
どうしようもないものや今生きる道への感謝と敬意。
人生の大きさに対する祈りと楽観。
といった感覚が随所にちりばめられていて とても勉強になりました。
引き続き春編もよろしくお願いします! 有難うございました!


#農業の話をしよう #冬編 #パタゴニア大阪 #slowfarm #実生

写真:中部里保 @b.riho